ゲーミフィケーション

今回は仕事の話。

(※いずれ、「ピアニスト/マーケター」とA面B面を使い分けて発信していきたいものだけど、今は個人メディアがこれしかないので、ストックとしてここで発信していきます。)

教育やビジネスにゲーミフィケーション(ゲーム化すること)を取り入れようと言うけれど、それを徹底したケースに出会い、今取り組んでいる。

今月から受託している、とあるWebマーケティングコンサルティングの案件。その会社では社員だけでなく業務委託のスタッフに対して、明確な「クリアすべき攻略ポイント」と「それに対する報酬」をメチャクチャクリアに明示している。

例えば(架空の例)、『お客様に対して具体的なUI改善の提案を3つしたら、時給1円アップ。』

『週次定例でここの部分の数値改善を◎%以上できたら、時給10円アップ。』のような感じ。

目指すはポケモンの世界だそうだ。

ゲーミフィケーションなんて子供だましでしょ、と思っていたが、いざ自分がその主人公として、具体的に「クエスト」を与えられそれを「討伐」していると生産性もかなり上がってくる。どれだけすました顔をしていようと、同じ動物、人間なのでニンジンをぶら下げられた方がやる気が出るに決まっている。

いきなり「売り上げ1000万立ててこい!」というやり方はゲーミフィケーションでなく単なる「ノルマ」である。

頑張れば数時間~数日の単位で達成可能なスモールステップが敷かれており、達成するごとに1円や10円のような単位でもいいから金銭的に明確な報酬が与えられる、というのが良いなと感じた。

特に良かったのが、達成したクエストをただ羅列するだけで、自分のできるようになったことを振り返ることができ、それをちょっと整形すれば職務経歴書にもなっちゃうのだ。

半期ごとに自分で「振り返りシート」を書くような手法では、記憶の改ざんが起こり、自分に都合のよい結果ばかりが取り上げられることになり、評価者にも思いが伝わらない。

このようなゲーミフィケーションを実現するには、そもそも自社の業務を徹底的に分解できており、その達成度についても深く洞察が完了している必要がある。これが完了している証左を目にした時点で、この会社は信頼できるなと感じた。どのような企業も、自社の業務をゲーミフィケーションするならどんな要素分解ができるか、と真剣に考えてみてほしい。

前職の前職では人材育成・人事関係の仕事をしていたので、こういう話題には一家言あるのだけど、、

人事評価制度などにおいても「うちは客観的で透明な評価手法を取っており、年功序列でなく数値による成果で判断されます!」と標榜していても、実際は求められる数値が明確でなかったり(例:何でもいいから伸ばしてくれればいい、など)、結局評価者の主観評価にすぎない例を、多数目にしてきた。

ここまで客観性と定量評価、報酬への適切な結びつけを徹底している例は見たことがなく、ほんとうに素晴らしいと思った。

しばらく、このゲーミフィケーションの世界観の中で楽しく遊ぶように仕事してみたい。

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